株式会社長島プランニングオフィス ~モノづくりと多様な人~

  • 2017年8月7日
           

瑞浪市街から南の山合いに5,6分車で走り民家を左に入ると、

「夕立窯工房」と白壁に雰囲気のあるオレンジ色の文字が浮かんでいる。

「株式会社ながしまプランニングオフィス」の会社名は以前から知っていたけれども、訪問したのは初めて。静かな環境、素敵な建物・・・。ここでは、陶磁器事業部として、ネット販売も手掛ける「夕立窯」、介護事業部として「森のケアテラス うさぎの里」、福祉事業部として、児童・放課後等デイサービスを行う「スポーツ&ファーム Rabbit」の3つの事業部がある。

 

―どうして、陶磁器事業から、介護や放課後デイサービスを始められたんですか?

「この土地、自然を活用して何かできないか、と考えた時、子供とお年寄りのふれ合う場があるといいんじゃないか、と思ったんです。」と、長島社長。私たちが外の公園で話していると、私たちを珍しそうに、遠巻きに見ている子供たち。不意に訪れた私たちには、中々近寄れない。そんな様子を見ながら社長は、「障がいのある子供たちは、健常者の子と一緒だとストレスを抱えてしまう。一緒に遊べないんです。だから、豊かな自然を利用して、この事業を考えたのです。

 

子供たちが遊ぶための沢山の遊具と畑が広がる

体力作りもこれで大丈夫!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よく、他の場所でも事業を展開したらいいのに、と言われます。でも、多店舗化はしません。ここにこの土地と自然があったからできたんです。同じように、陶磁器も量産化はしません。」

 

―なぜでしょうか?

「お客さんとなるべく身近なところにいたいんです。陶器も量産化すると、問屋さんが求めているものを作ってしまいます。別に、それを否定するつもりはありません。でも、うちは、大切にしている人の事を想って、その人の声を聴いて、仕事がしたいんです。お金を払う人、使っている人の声を聴いて仕事ができるのは、量を作らないからできるんです。

 

夕立窯工房に入ると、20代~30代の職人さんが、1つ1つのマグカップに絵付けをしている。細い線を何本も重ねる手作業。やってみると、細い線を重ねようとして手が震える。うまくいかない。釉薬の色の出具合も濃さで変わってくる。みんな違う、でも、その陶磁器が、みんないい!

それは、年齢を重ねたお年寄りも、そして、障がいがあるという子供たちにも言える。

みんな違って、みんないい!!

そんな、事業所の方向性があったと思う。

ここでは、作業療法士や保育士さん(正社員)、短大保育科の学生さん(アルバイト)も募集しているようです。将来、こんなところで働きたい、というご興味のある学生さんは、事業所までお問い合わせください。