株式会社中根モータース ~「ぐつぐつ」は、沸騰するまでの大切な期間~

  • 2017年12月12日
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 本社を土岐市駄知町におく株式会社中根モータース様は、多治見市金岡町のVOLVO新車販売拠点となる「ボルボ・カー多治見」を今年12月1日(金)にリニューアルオープンされ、その新社屋で社長の中根達人様に自動車販売店のお仕事やその周辺の事情を伺ってきました。

 

店内に入ると、ピッカピカの高級車が並び、時々営業の方がお客様とお話されている姿がありましたが、まるで旧来からお客様を存じ上げたうえでお話ししていらっしゃるかのような、にこやかな雰囲気でした。

社長:当社は、VOLVOディーラーだけではなく、マツダやダイハツ車の販売もしております。当社をご利用になったお客様とのお付き合いは、販売した一時のものではなく、当店で販売された車を通じ、長期に渡る中で、お客様のご家族ぐるみのお付き合いとなり、ご家族のニーズにお応えすべく、販売する車も取り揃えて参りました。

新車をご希望する時もあれば、中古車をご希望される時もあり、また、排気量の大きな車をご希望の時もあれば、小さいものでいい、というご要望を大事にして参りました。

それは、自動車販売を担当する営業だけでないことはもちろん、自動車整備や板金・塗装、もしもの時の損害保険など、お客様のカーライフをトータルでサポートする体制を作ることです。

 

営業の接客等のサービス、整備士や板金・塗装職は技術力も磨き、H19年には、ボルボ・アフターセールスコンテスト最優秀賞受賞。技術では、二年に一度のボルボ技能競技大会に出場し、全国大会には常連出場するなど日々切磋琢磨しています。このような努力があるからこそ、もしものことがあった時に、保険会社のご担当者様より信頼されて、ご依頼を受けることができるのです。

 

 

皆、何も初めから技術を持っていたわけではなく、何年もかけて技術を高めていきました。塗装職は、プロと言えるには10年かかります。一朝一夕には、うまくなりません。水が沸騰する時のように最初は、正しく熱をえても、何も起こらないように見えます。それでも確実に温度が上がっていき、さらに熱を加え続けていくと、やがて沸騰して「ぐつぐつ」と目に見えて結果が出てくるものです。その「ぐつぐつ」までの期間、しばらく我慢が必要なのです。そこで、我慢できるかどうかが大事ですね。

 

 

現在は、ハローワークには、板金・塗装職、営業職、整備士の求人を出しています。

こういう仕事は、学歴とはあまり関係なく、先ほどから申し上げている技術力がものをいう仕事です。

 

整備士の仕事は、資格が必要ですが、資格を取るまで希望があれば塗装・板金などの仕事に就くこともできます。

塗装は、既定の色に調合し、むらなく均一に塗装していくという技術力がものをいう仕事です。素人でも外からその技術力が見えてしまいますから、逆にやりがいはありますね。

 

 

Q:これからどんな会社にしていかれたいですか?

15年くらい前に伺った、伊那食品工業の代表取締役副社長の塚越さんの「急成長は罪悪だ」という言葉が今も心に刺さっております。

全く同じことをやっているのに、急に注目され、売り上げが急上昇する。そして、社員にも負担をかける…。

急に今がいいからイケイケドンドンという経営には、賛成しかねます。

社員の給料も、同じ500万円の年収でも、300万円から徐々に上がってきた人は幸せを感じるけれど、かつて800万円を稼いでいた人は、なんて不幸なんだろうと思うに違いありません。だからこそ、末広がりのしくみが大切だと考えています。

 

 

中根社長、大変貴重なお話をありがとうございました。

社長は、H23年度PTA会長を務められ、また、小中学校の職場体験も積極的にご協力されるなど教育にも大変ご関心があったことも印象に残りました。「未来の子供たちの教育こそが、社会を作る」当団体との共通点だと思いました。

 

これを読んでいる生徒さん、是非、中根モータースのお客様のお車を一緒にサポートしてみませんか?