
今回は愛知県一宮市にあるナチュラルイタリアンビュッフェ「yu ko-ne」(ユコーネ)さんにご縁があってお邪魔しました。
店内に入ると、真ん中に授乳室、窓際の明るい場所には、お子様の遊ぶ場所が確保されており、小さなお子さん連れでもイタリアンを気軽に食べられる場所だということがわかります。

たくさんの遊具があり、席の近くなので、お母さんも安心してゆっくりと食事を楽しむことができそうです。
店長の越野さんは、20年間サービス業をして来られ、この一宮市で奥様と一緒にイタリアンレストランを始めました。
採用面でも大変苦労してこられた越野店長は、現在13名のスタッフの内9名が若者サポートステーション等を通じて採用されています。
Q:彼らが主体的に働けるようになるために、どのように取り組んでこられたのですか?
実は、当店では様々な企画をしています。
例えば「8月プロジェクト」という企画では、「やりたいことを形にしよう」とテーマを決めて、企画を考えてもらいました。
8月プロジェクト企画は、全部で6つ。
①デリバリー業務(期間限定)
②モーニング事業(3カ月間限定)
③デザートメニューを考える
④ピザメニューを考える
⑤P1グランプリとして6月12日から1ヶ月間お客様にメニューを考えてもらい選ばれた上位3つのパスタやピザなど店のメニューとして1カ月間販売する。
(↑これには250通の応募がお客様からありました。)
⑥縁日(スーパーボールのすくいどり、射的、ヨーヨー釣りなど)
この8月プロジェクトの実行のために6つのグループに分かれて各グループリーダーを決め、どんな企画にするかリーダーを中心として随分とグループ内で話し合ったようです。
プレッシャーもあったようですがチームの結束力も高まり、それぞれやりきることができました
多様な人材を受け入れることや、高校生のインターンシップも受け入れるなど、越野店長のチャレンジする姿勢、常識にとらわれない見方は、大変サービス業にとって参考になるお店だと思いました。
次は、12月プロジェクトが始まります。